「クリーンアップひぬまネットワーク」は、流域住民、各種団体、各企業、行政、学校が協働し、積極的に涸沼の水質浄化や自然環境の保全に取り組んでいます。
汽水湖である涸沼は、ヤマトシジミやヒヌマイトトンボ等、貴重な動植物の宝庫であり、多くの水鳥が飛来する、豊かな美しい湖沼のひとつです。2018年の第17回世界湖沼会議で来られた海外の方からも、国際的に重要な湿地や水鳥等が保全されていると、とても高く評価されていました。
しかし、涸沼も他の湖沼と同様にプラスチック製品などのごみが多く、私たちも大量生産、大量消費の生活の見直しに自覚を持たなくてはなりません。海にまで流れ着いたマイクロプラスチックは、地球の生態系に影響します。2015年に国連総会で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の17の目標「持続可能な開発目標(SDGs)」を意識しつつ、廃棄物の3R(リデュース・リユース・リサイクル)を進めていくことも大事です。
私たちは、少しでもよい環境を保全したいとの想いがあります。今後も会として二つのP(プラクティス(実践)とピーアール(広報))を行い、一人一人が当事者意識を持って頂けるよう、ひぬま流域クリーン作戦、ひぬまフォトコンテスト、涸沼水質浄化ポスターなど楽しく実践できる自然環境保全活動に力を注ぎますので、なお一層のご支援とご協力をお願い申し上げます。 |