上空から見た涸沼(撮影:小川もりと) |
涸沼は、今から約6,000年前、海水面が上昇したため、入江の出口が川の土砂によってふさがれて形成されたといわれています。
現在の涸沼は、満潮時に川が逆流し、海水が流れ込むため、海水と淡水が混じり合う全国的にも希少な汽水湖であり、ヤマトシジミやマハゼなど汽水域に生息する魚や貝などの漁場となっています。
また、ヒヌマイトトンボなど希少動植物の生息場所となっているほか、キャンプ、釣り、マリンスポーツなどレジャーの場として、県内外の人々に広く親しまれています。
水深 |
最大6.5m(平均2.1m) |
湖面積 |
9.35km2 |
湖周 |
約22km |
流域面積 |
439km2 |
流域人口 |
約16万人 |
流域市町村 |
6市町(水戸市、笠間市、鉾田市、茨城町、大洗町、城里町) |
流入河川 |
涸沼川、涸沼前川、寛政川、大谷川、石川川など |
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